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《必見》革新的な起業アイディアを生む「6つ」の基本!

以前、Googleのシュミット会長が執筆した書籍「How Google Works―私たちの働き方とマネジメント」から生まれたスライドが話題になりました。Googleのビジネスや働き方に関して、非常によくまとめられたスライドです。とてもわかりやすいので、まずはこちらを覗いてみてください。

Google・シュミット会長による働き方とマネジメントを示すスライドが公開中
http://gigazine.net/news/20141017-how-google-works/

この書籍、およびスライドの中で「スマートクリエイティブ」という言葉が出てきます。スマートクリエイティブとは「テクノロジーの知識やビジネス能力、そして創造力を組み合わせることができ、最新のツールと自由な環境を与えてやると驚くべき製品を驚くべきスピードで生みだすことができる人たち」のことを指しています。Googleの中でも「最も大きなインパクトを与える人」として、重宝されていることが伺えます。

時折、世の中に大きなインパクトを与える人がいるのは、誰もが知る事実です。人は「そんな存在になりたい」と思う人は多くいたとしても、誰もスマートクリエイティブにたどり着くための具体的な手段を知りません。ただ、確実にいるということは、きっと辿り着く方法があるはずなのです。今回は、世の中のスマートクリエイティブに関する情報をかき集め、具体的にそこへたどり着く方法について分析してみました。

1.  様々なジャンルの知識を大量にもっていること。

とにかく何を発想するにも、知識がなければ始まりません。しかも、ある一点に特化しているのではなく、多くのジャンルにおける知識です。時折、まったく関連のない知識が結合し、新しいアイディアが生まれることがあります。AとBの情報に関して、一見何の関連性がなくても、実際その2つを組み合わせたら面白いアイディアが生まれた、というのはよく聞く話です。ですが、こういった発想、つなぎあわせをするためにも、数多くの知識が必要になってくることは言うまでもありません、組み合わせる素材がなければ、本末転倒です。

現在のトレンドであれば、AIと生活、仮想空間とAI、WEB3やNFTなど、10年も前であれば全く考えられなかったであろうコラボレーションが実現し、現実味をおびてきています。新しい発想とは、これまでピンとこなかった「組み合わせ」を実現し、商品化することがほとんどです。ですので、一線を画したアイディアを出すには、常に様々な知識に興味を持ち、情報収集を行うのがよいでしょう。しかも偏った知識ではありません。数多くの情報を集め、知り、吸収を続けます。そして、ふとした瞬間に情報と情報を結びつけ、新しいアイディアを生み出すことが出来るのです。

知識と知識を組み合わせ、新しいアイディアを生み出す。手に入れた知識が全く別種で、しかも素晴らしい相性を持つもの同士であれば、革新的なアイディアとなります。その素材として、何かに傾倒するのではない、膨大な知識が必要になってくるのです。

2. テクノロジーの最先端を知っていること。

技術の進化は現在の世界をリードしています。特にITに関しての進化はとどまることを知らず、日々、次の段階へと進んでいきます。今、どんな技術があって何が実現出来るのか。これを知っていることが大切なことの1つです。例えば、どんな面白そうなアイディアが浮かんだとしても、既存で実現可能な技術があることを知らなければ、実現までのステップを踏むことができません。テクノロジーによってどんな世界を実現できる術があるのかを理解できるからこそ、アイディアが浮かんだとき、誰に会えばいいのか、そして誰を仲間にして、何を作ればいいのかが理解できます。

また、テクノロジーを知っているからこそ、生み出すことのできるアイディアもあるでしょう。例えば最新の技術があったとして、もっとこうすれば楽しくなるだとか、さらにこの技術を加えれば便利になるだとか、そういうアイディアを考えつくのも、元々、テクノロジーで何を実現出来て、何が実現出来ないのかを知っているからです。世の中の動向をチェックし、かつ、自分がその動向を左右する存在になる。世界をリードしているのがITでありテクノロジーである限り、そのなんたるかを知らなければ、既存のロールモデルは次々に新たな技術に飲み込まれていってしまうでしょう。「時代遅れにならないこと」は「負けないための必需品」です。そして、さらに一歩世の中をリードしていくための武器となります。

3. 本質を見抜けること。

実際のところ何が大事なのか。物事の本質は何なのか。その軸を見ることの出来る人間は強いです。常に最も最短距離で、答えにたどり着くことができます。また、ある程度の未来も予測することが可能となります。

例えば、テレビについて考えてみましょう。通常、新しいテレビを開発しろと言われたら、多くの人が、画質をどうしようだとか、機能に何を加えよう、もしくは削ろうだとか、数多くのことを考えることでしょう。ただ、本質を見抜くことができれば、最もこれから必要とされるテレビとは何かがわかります。テレビはそもそも何に使うものでしょう。用法を考えるとしたら、テレビ局から発信される番組を見たり、ブルーレイを再生したりと、主に映像を見ることに使います。またインターネットにつなげばパソコンのディスプレイとしても使えるでしょう。

さて、この映像を出力する機器の一番の理想型はなんでしょうか。まず、どこにでも持ち運べて、いつでも家と同じように映像が見れて、ブルーレイなど他の機器にもつなぐことができる。しかもなるべく大きな画面で楽しめることも大切です。つまり将来的に紙やシートのように折りたたみが出来て、しかも高い映像クオリティを持つテレビができれば良いわけです。いつでも広げて楽しめる。他の機器にもつなぐことができて、様々なエンターテイメントを映し出すことができる。もしくはディスプレイですらなく、ホログラムのようなもので空間に映し出す。そこまではあまりにも未来を先取りしすぎているとしても、向かう方向性に関して見えてくるものもあるのではないでしょうか。

ようは、物事は本来何が最も使いやすく、便利な形なのか。どういう内容が一番便利なのか。効率よく仕事をこなすことができるのか。ありとあらゆる本質を直球で見抜き、利用することができること。世の中には数多くのノイズがありますが、行き着く先や理想の形、というのはそう多くはありません。たくさんのノイズが目の前を横切り、曇らせ、判断力を鈍らせます。本質を見抜き、直接手を伸ばすことができれば、ありとあらゆる面において、よりスピード感を持ってアイディアを作り、実行していけることでしょう。

4. 固定概念を外す。

単純に固定概念を外す、と考えても、そうそう出来る事ではありません。ただ、知識を手に入れた時、「その使い方を限定しない」という手段であればどうでしょうか。例えば、目の前に何の変哲もない「棒」に出会ったとしましょう。棒には用途が限定されていませんから、みなさんこの棒をどのように使うべきか考えます。ある人は洗濯物を干す物干し竿として使うかもしれません。ある人は高い所にあるものを取るために使うかもしれませんし、またある人はドアノブに固定して鍵代わりに使うかもしれません。使い方が固定されていないものに対して人は、様々な使い方を思い描くことができます。

ところが一方で、ハサミを見つけたとします。ハサミは通常、紙を切る、ものを切る為に使うものという認識があるので、無理に他の用途に転用することもなければ、考えることもありません。ただ、もしかすると考え方次第で別の使い方も出来るかもしれません。むしろ、あの形状からもっともっと、便利な使い方だってあるかもしれないのです。知識についても同じです。情報に対しても同じです。ある知識や情報を手に入れたとして、この知識はこう使うものだ、という固定概念を外し、様々な使い方をしてみるように型にはめないこと。これは全てに当てはまります。

必ず物事にはこれだ、という決まりは本来ありません。あくまでも、人間がそれにとって使いやすいよう決めたにすぎません。ありとあらゆる知識にもベースはありますが、その考え方を他に応用してはいけない、なんて決まりはどこにもないのです。農業の考え方を経営学に応用できるかもしれない。サービス業の方法論を、技術職に応用できるかもしれない。物理学の方法を、IT技術に応用できるかもしれない。物事のある一定の規範を超えた先に、新しい発見はあります。知識やスキルを、枠にはめないでください。

5. オズボーンのチェックリスト

固定概念を外すときに役立つのは、オズボーンのチェックリストです。簡単に知識や情報、物の使い方など、固定概念を持つなと言われたところで、なかなか出来ません。ですが、下記のチェックリストにそって自分自身がテーマとしている物事、もしくは問題に対し考えてみると、何か発見があるかもしれません。

  • 他に使い道はないか(Put to other uses-転用)
  • 他からアイデアが借りられないか(Adapt-応用)
  • 変えてみたらどうか(Modify-変更)
  • 大きくしてみたらどうか(Magnifty-拡大)
  • 小さくしてみたらどうか(Minify-縮小)
  • 他のものでは代用できないか(Substitute-代用)
  • 入れ替えてみたらどうか(Rearrange-置換)
  • 逆にしてみたらどうか(Reverse-逆転)
  • 組み合わせてみたらどうか(Combine-結合)

上記の9項目を自分のテーマとしている内容に当てはめてみると、案外多くの発見があることに気付くのではないでしょうか。サービスやビジネスに迷った時、本当に売れるかどうか悩んだ時、もう一味欲しいとき、そもそもヒントが何もない時。上記のリストは非常に役にたってくれます。具体化、というのは大事なもので「多角的な視点で見る」というふわっとした方法論を実際にリストにするだけで、こうも容易く使うことが出来るのです。

6. なぜ? を追い求める。疑問や問題を追い求める。

疑問、は圧倒的に物事の本質を追求することに役立ちます。そもそもビジネスやサービスのアイディアは「なぜ?」を探すことから始まります。かの有名なアップルも「なぜ?」を示したことで成功したというのは、サイモン・シネックのゴールデンサークル理論です。

「この製品はここが優れているべきだから価値がある」ではないのです。「こういう理由があって今回の製品をつくりました。お一ついかがですか?」というように、まず先に作った信念や理由が存在しているから、人は買いたいとより強く思うのです。つまり、素晴らしいサービスやビジネスは、疑問からはじまります。

なぜ? を発見するための具体的な方法の1つは、疑問や問題、不平や不満を書き留めることです。日々、生活していてもっと「便利になるんじゃないか」「格好良く出来るんじゃないか」または、こうすれば「この問題は解決するのに」こうしたらこの「不便さは解決する」んじゃないか。そういった日常の中の不平や不満を解消し、より素晴らしくできることに気づいたら、とにかく頭の中においておくことが大事です。メモをとっておくと良いでしょう。

自分自身が、こんな世界を実現したいと思ったから、商品を作る、ビジネスを作る、サービスを作る。それでも良いのですが、商品やサービスとは、ただ、がむしゃらに機能を追加したからといって、人々の心に突き刺さるわけではありません。

大半の人に仕事をする理由を尋ねると「お金が欲しいから」と答えることでしょう。ただ、それは何かを作り出すことを仕事とする人にとっては最悪です。だって、どこの誰が「お金が欲しいから」を理由としたサービスを欲しがるというのでしょうか。「

問題を解決したいから」「今の世の中をもっとこうしたい」そういったビジョンやマインドに共感し、かつ商品が実際の問題解決に役立っているから人は商品を購入するのであって「お金」が欲しいことを理由とした商品を欲しがっているわけではありません。

また、サービスやビジネスは非常に手間がかかるものなので、圧倒的なモチベーションと共に突き進む推進力が必要です。自分自身がそのサービスのためなら心から必死になれる。そのような、ある一定の物欲を超えたモチベーションが必要なのです。

だからこそ「なぜ?」その商品を生み出すのか。「なぜ?」サービスを作らなければなかったのか。「なぜ?」ビジネスを生み出すに至ったのか。そういった表面的な利便性を超えた「ビジョン」のあるプロダクトがあって、初めて人は動きます。心の底から購入したいと思うのは、理想に共感したり憧れるからです。等に「物がなかったので作れば売れた」時代ではありません。どこまで信念を持って課題に望めるか。どんな世界を魅せることが出来るのか。それが、ブランドであり、商品の価値そのものとなるのです。

7. まとめ

ビジネスやサービス、プロダクトのアイディアはそこら中に転がっています。見える人には見えますし、見えない人には見えません。日常の中に散りばめられた無尽蔵に広がるアイディアを、拾えるか拾えないかは、その人の脳や考え方次第です。

今回はGoogleのスマートクリエイティブから話をはじめ、どうすればスマートクリエイティブに近づけるのか、そして無尽蔵に存在しているヒントをアイディアに変えるための考え方を収集、紹介してみました。アイディアや考え方を養うための機会は、今の日本においてまだまだ普及しているとは言いがたいかもしれません。とはいえ、今後、アイディアや思考法を突き詰めていく内容は、より大切になってくると感じています。

どんどん頭の回路を書き換え、アップデートしていきましょう。ありとあらゆるヒントも革新的なアイディアに変えていけるよう、考え方や思考を鍛えいていきましょう。そしていつかスマートクリエイティブと呼ばれるようになれる人が増え、そこに至るまでの過程を具体的に提示していけたら面白そうですね。

ありがとうございました。

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